D750のノイズ耐性。ISO感度別の画質比較。

D750のノイズ耐性。ISO感度別の画質比較。

ISO感度

シャッター速度と絞りとISO感度の記事でも書いたように、シャッター速度と絞りの組み合わせで露出を決定します。この組み合わせで十分な明るさが得られない場合はISO感度を上げることで対応します。

そしてISO感度は上げすぎるとノイズが増えて品質が落ちることも知っている。では、ISO感度はどこまで上げればどの程度ノイズが増えるのでしょうか。D750で調べてみました。

ISO感度比較

D750を用いてISO感度を段階的に上げていき、それに伴ってノイズの量がどのように変化するのかを確認します。今回はレタッチ無しとレタッチ有りの2種類の画像を用意しました。

レタッチ有りはコントラストをかなり上げた画像です。元画像にノイズが生じていれば、その画像のコントラストを上げればノイズも強調されると考えられます。レタッチをしても許容できるISO感度を確認するためにあえてレタッチ有り画像もチェックします。

ノイズが目立つか否かは被写体の種類や、レタッチの内容にもよりますし何より、許容できるか否かは人によって異なります。なのでここではあくまで僕の独断と偏見による評価です。よろしくどうぞ。

以下の画像の左がオリジナル、右がコントラストUP画像です。明暗が分かりやすい石膏像を使用します。画像をクリックすると別画面で大きい画像が開き、開いた画像をさらにクリックすると100%表示になります。

ISO200
オリジナル200 コントラスト200

ISO400
オリジナル400 コントラスト400

ISO500
オリジナル500 コントラスト500

ISO640
オリジナル640 コントラスト640

ISO800
オリジナル800 コントラスト800

ISO1000
オリジナル1000 コントラスト1000

ISO1250
オリジナル1250 コントラスト1250

ISO1600
オリジナル1600 コントラスト1600

ISO2000
オリジナル2000 コントラスト2000

ISO2500
オリジナル2500 コントラスト2500

ISO3200
オリジナル3200 コントラスト3200

ISO4000
オリジナル4000 コントラスト4000

ISO5000
オリジナル5000 コントラスト5000

ISO6400
オリジナル6400 コントラスト6400

ISO8000
オリジナル8000 コントラスト8000

ISO10000
オリジナル10000 コントラスト10000

ISO12800
オリジナル12800 コントラスト12800

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結果

意外だったのが、ISO200と400とでも差がありました。どちらもノイズ量的には問題無いレベルですが、ISO400の方がわずかにノイズが多い。大きい画像で背景のグレー部を比較すると分かります。

ISO感度を上げるに従って、解像性が低下していくのがわかります。比較的判別しやすい箇所としては人物の額の小さな丸のようなものが、ISO感度を上げるに従い不明瞭になっていくのが分かります。ISO500ですでにディテールが失われつつあり、ISO4000まで上げるとディテールがほぼ無くなってしまっています。
ディテール

今まではISO200と400はどっちでもいいやぐらいに撮っていましたが、これからは極力ISO200で撮ることにしましょう。

コントラストUP画像ですと、背景のグレー部でノイズがより目立つようになっています。

まとめ

本当は「許せるISO感度の限界値はコレ!」って、ばしっと明言したかったのですが、それは思ったより難しいということが分かりました。ノイズの量やディテールの劣化は、あるISO感度を境にして悪化するのではなく徐々に悪化するため線引きが難しい。そして、写真の用途によってどこまで許せるのかが変わってきます。

上のサムネイル画像レベルの大きさでの使用ならISO12800でも別に問題無いですが、100%表示するならISO800でもISO200に比べると質は低下しています。

よって言えることは、

  • ISO感度は可能な限り低くするのが吉
  • 写真の表示サイズが大きいほどISO感度は低くすべし
  • レタッチ(コントラストUP)するならさらにノイズが目立ちやすくなるのでISO感度には気をつけるべし

う~ん。もの凄く当たり前の結論になってしまいました・・・。

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