金峰山・瑞牆山登山。一泊二日で登るピストンルートガイド。

金峰山・瑞牆山登山。一泊二日で登るピストンルートガイド。

金峰山山頂

岩が印象的な金峰山、瑞牆山は関東からのアクセスよく、登りやすくもあり、景色も見応えありでなかなかオススメの山です。瑞牆山を素通りして金峰山だけ登る方もいるかと思いますが、せっかくなので金峰山とセットで登ることをオススメします。

今回は瑞牆山荘から瑞牆山、金峰山をピストンで登るルートをご紹介します。なお、掲載している写真は年始に登ったので雪山です。悪しからず。雪山の入門編としても最適ですので、まずは夏季に登ってから是非トライしてみて下さい。

登山口・瑞籬山荘へのアクセス方法

登山口の瑞牆山荘にはJR韮崎駅から運行しているバスでアクセスします。韮崎へは東京からは電車が便利。大阪からなら韮崎まで夜行バスが運行しています。

瑞牆山荘へのアクセス
瑞牆山荘へのアクセス

韮崎駅から瑞牆山荘へのバス時刻表は山梨峡北交通のHPでご確認下さい。

瑞牆山荘の近くには駐車場があるのでマイカーも便利です。駐車場は無料なのもありがたいですが、その反面、瑞牆山荘の方は駐車台数を管理していないと思われます。行ったいいが満車という可能性もありますのでご注意を。(瑞牆山荘から駐車場まで100mほど離れています。瑞牆山荘に問い合わせる度にいちいち満車かどうか確認に行ってくれるとは思えません・・・)

その他の登山口・大弛峠

今回ご紹介するコースからは外れますが、金峰山を最短距離で登りたいなら金峰山山頂の東側の大弛峠からがオススメです。ここから金峰山山頂までの往復コースタイムは4時間半です。

標高2230mの大弛峠まで車でアクセスできるのでとても便利。すぐ近くに大弛小屋という山小屋もあり、さらに東側には国師ヶ岳という三百名山もあるのでここを拠点にするのも一興です。

そして便は少ないながらもバス(乗り合いタクシー)も運航しています。詳しくは栄和交通のHPをご確認をば。

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瑞牆山、金峰山のルート図

今回のルートは、瑞牆山荘からスタートして富士見平小屋で荷物を置いて瑞牆山をピストンで登って富士見平で一泊。翌日に金峰山をピストンして下山するルートです。

道中、特別危険なところはありませんが、ルート断面図を見て頂ければ分かりますが瑞牆山の傾斜が急です。

特に冬場は道が凍っていますのでアイゼン必着で十分にご注意下さい。

なお、今回ご紹介するコースは富士見平小屋、大日小屋、金峰山小屋と、道中適度に山小屋があるのでいざというときに安心です。

コースタイム

コースタイムは2日間で10時間45分。初日のコースタイムが4時間20分に対して二日目が6時間25分。

何となく二日目の所要時間を短くしたいなら、小屋泊であれば初日に瑞牆山はスルーして金峰山山頂まで登り切って直下の金峰山小屋で宿泊し、翌日に瑞牆山に登って下山するのも良いかも。

ちなみに、瑞牆山だけなら日帰りも可能です。ちなみにちなみに、瑞牆山をスルーして金峰山山頂まで登り、そのまま縦走して大弛峠に抜けるルートであれば金峰山も日帰り可能です。

1日目 コースタイム:4:20
瑞牆山荘 -(0:50)→ 富士見平小屋 -(2:00)→ 瑞牆山 -(1:30)→ 富士見平小屋2日目 コースタイム:6:25
富士見平小屋 -(1:00)→ 大日小屋 -(0:30)→ 大日岩 -(1:50)→ 金峰山 -(1:20)→ 大日岩 -(0:20)→ 大日小屋 -(0:45)→ 富士見平小屋 -(0:40)→ 瑞牆山荘

2日間合計コースタイム:10:45

体力的難易度・ルート定数

ルート定数は41.5。数値的にはそれほどキツいルートではないです。これと同等のルート定数の山は、広河原から登る北岳が41、富士宮から登る富士山40.7です。広河原からの北岳はもう少しキツいイメージですが・・・。

ちなみに、瑞牆山には登らず、瑞牆山荘から金峰山のピストンだとルート定数は30.1、瑞牆山荘から瑞牆山ピストンだと19.1でさらに難易度は下がります。

夏場で天候が安定していたら瑞牆山は初心者でも十分登れる山だと思います。

金峰山、瑞牆山のルート定数
金峰山、瑞牆山のルート定数

瑞牆山荘、金峰山そして百名山のルート定数や山のグレーディングに関してはこちらで一覧にまとめています。

金峰山・瑞牆山登山におすすめサプリ

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おすすめ行動食・えいようかん

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ちなみに、以下のページでおすすめの行動食10選をご紹介しています。

金峰山、瑞牆山山頂の月ごとの平均気温

金峰山、瑞牆山山頂の月ごとの平均気温、最高気温、最低気温をまとめました。

金峰山山頂の平均気温

 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
最高-7.8-6.7-2.84.59.611.616.118.112.66.51.6-4.3
平均-12.1-11.5-7.7-1.33.77.611.812.48.72.3-3.1-8.7
最低-17.5-18.7-12.2-6.7-1.43.68.28.85.2-3.2-8-14.1

金峰山の標高は2599m。金峰山は気温的には6月から9月が登山適期です。金峰山小屋の営業期間は4月下旬から11月下旬頃までなので一年のうち多くの期間を小屋泊で登ることができます。

11月中旬以降から積雪もあります。体力的には瑞牆山より金峰山のほうがキツいですが斜度は金峰山の方が緩やかなので登り易いので、積雪期は金峰山の方が安全かもしれません。

逆に、いったん天候が崩れると樹林帯を登る瑞牆山よりも稜線歩きを伴う金峰山の方が危険度が増します。天候要チェックです。

瑞牆山山頂の平均気温

 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
最高-5.3-4.1-0.26.611.414.318.720.615.393.7-1.8
平均-9.8-9.3-5.515.99.813.814.810.74.4-1.2-6.4
最低-15.2-15.9-10.2-4.50.55.610.110.87-0.8-6-11.9

瑞牆山の標高は2230m。金峰山と近いので気候はほぼ同じで、標高が360m低いのでその分だけ暖かいって感じです。

標高100mにつき0.6度気温が変化すると言われているので、瑞牆山山頂の気温は金峰山の山頂より約2度高いことになります。

ただし侮るなかれです。僕が登った年始では道中がガチガチに凍っていてアイゼンが無いと絶対に登れない状態でした。むしろ積雪が多い2月の方が登り易かったように思います。

※上記の表は、国土交通省が平成24年に作成したデータを元に算出しています。エリアごとの平均標高と平均気温に対し、標高100m上昇するごとに気温が0.6度低下する前提で求めたあくまでも推定値です。

瑞牆山、金峰山のルートガイド

1日目:瑞牆山荘~瑞牆山~富士見平小屋

瑞牆山荘
瑞牆山荘

瑞牆山荘から登山開始です。今回のルートの中で唯一、風呂を備えている山小屋です。ただし、入浴は確か宿泊者に限っていたと思いますのでご注意を。

富士見平小屋までは1時間足らずです。樹林帯を黙々と進みましょう。1月初旬ですが、まだこの辺り(標高約1600m)ではそれほど雪は積もっていません。

富士見平小屋手前の樹林帯
富士見平小屋手前の樹林帯

あっと言う間に富士見平小屋到着です。テントが100張ほど張れる広いテント場があります。ここで荷物を置いて身軽になって瑞牆山に登ります。

富士見平小屋
富士見平小屋

瑞牆山の登りは急なのでアイゼンを装着します。夏場は不要です。当たり前ですが。

富士見平小屋からしばらくすると道が凍結していました。アイゼンが無いと怖くて登れません。

凍った瑞牆山への登り
凍結した登山道

慎重に登りながら登ること2時間で瑞牆山山頂に到着です。山頂からは明日登る金峰山が。

瑞牆山から眺める金峰山
瑞牆山から眺める金峰山

写真では雲で隠れていますが、八ヶ岳が眺められます。

雲の中の八ヶ岳
雲の中の八ヶ岳

眺望を堪能したら富士見平小屋まで下って1日目の行程はおしまいです。1月のテント泊は寒さ厳しいですが頑張って耐えしのぎましょう。

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2日目:富士見平小屋~金峰山~瑞牆山荘

2日目は金峰山までピストンして富士見平小屋に下山します。この日は日の出を拝もうと思っていたのに寝過ごしてしまいました。不覚。二日目は初日の曇りがちだった天候とうって変わり晴天に恵まれました。

しばらくの樹林帯歩きの後、樹木の背丈が低くなり視界が開けてきます。稜線上に遠くに見える巨石が山頂直下の五丈石です。

金峰山の稜線
金峰山の稜線

稜線に出ると風が強くとても寒いですが、晴天の雪山の稜線歩きはテンション上がります。

山頂直下の五丈石
山頂直下の五丈石

富士見平小屋を出て3時間20分ほどで金峰山山頂です。山頂の標識にはえびのしっぽがびっしり。遠くには富士山も見えました。嗚呼絶景。

金峰山山頂
金峰山山頂

風が強いとゆっくり景色を楽しむのも難しいですが、しっかりと光景を目に焼き付けて元来た道を下ります。3時間ほどで瑞牆山荘に到着です。

バスで韮崎駅まで移動する途中に増富の湯という温泉を通過します。時間に余裕があるなら立ち寄って汗をながしましょう。もしくは冷えた体を温めましょう。

増富の湯
増富の湯

山小屋・テント場

富士見平小屋
富士見平小屋

行程はそれほど長くない割に道中に意外と山小屋が多いです。今回のように瑞牆山と金峰山をテント泊で登るなら、富士見平小屋で宿泊がベストでしょう。

それから、注目すべきは富士見平小屋はほぼ通年で営業している点。今回ご紹介したように年末年始に小屋をあてにして登ることも可能です。金峰山、瑞牆山は2000m級の冬山登山の初めの一歩としては最適です。

あと、今回のルートからは外れるため割愛しましたが、金峰山の北側の登山口に金峰山荘、東側には大弛小屋があります。

山小屋/テント場収容人数テント張風呂営業開始営業終了
瑞牆山荘約100?3月上旬11月下旬
富士見平小屋35100ほぼ通年ほぼ通年
大日小屋805ほぼ通年ほぼ通年
金峰山小屋554月下旬*11月下旬*

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