朝日・夕焼けを印象的にする簡単なレタッチテクニック

朝日・夕焼けを印象的にする簡単なレタッチテクニック

燕岳 レタッチ後

森羅万象が魅力的に見える時間、朝日と夕焼け。今回は朝日や夕焼けが印象的に見えるレタッチをご紹介したいと思います。

見た風景をそのときの感動も込めたうえで見たまんま写真にするのが僕の目標なのですが、今回はそのモットー?からは正直少し逸脱気味です。個人的には「やりすぎ」だと思っているレタッチですが、スキルとして知っておいて損はないですし簡単なので。

今回レタッチするにあたり使用したソフトはペイントショップですが、フォトショップでも同じことができますので参考になるかと思います。写真左がレタッチ前、右がレタッチ後です。

作例1:鹿島槍ヶ岳

まずは鹿島槍ヶ岳。うろこ雲の下、ケルンと標識がいい感じのシルエットになってました。空の青と夕焼けの黄色を強調しています。

■使用したレタッチ機能と手法:トーンカーブ

単純にトーンカーブの中間調を下げてアンダー気味にしたもの。これだけでコントラストが向上し、全体的に引き締まってみえます。最も簡単な手法ですね。

トーンカーブ
トーンカーブ
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作例2:常念岳

続いて常念岳。太陽光と雲海のもこもこを強調してました。

■使用したレタッチ機能と手法:レイヤーの焼き込み+不透明度調整

レタッチ全般的にアンダー気味にしつつコントラストを高めるという方向性は変わりません。常念岳の画像に使ったのは、元画像をレイヤーとして重ね、ブレンドモードを「焼き込み」にして重ねる方法です。ただ焼き込みにして重ねると暗くなりすぎるので、太陽とその周辺が良い感じになるよう、不透明度を40%にしています。

焼き込み+不透明度40%
焼き込み+不透明度40%

不透明度を太陽周辺が良い感じになるよう調整したので、山とその周辺が少し暗くなりすぎました。なので、焼き込みにして重ねたレイヤーの暗い部分を消しゴムツールで消していきます。

以下は消した場所が分かりやすいように表示していますが、実際はベースレイヤーも表示させて仕上がりを確認しながら消していくのが良いでしょう。えらく雑な消し方ですが、最終的に分からなければ問題ありません。ただ、紙に印刷する場合はもう少し丁寧にやった方が良いです。

暗くなりすぎた箇所を消す
暗くなりすぎた箇所を消す

最後に空の上部が明るすぎるように思ったので、さらに焼き込み+不透明度40%レイヤーを重ね、先ほど同様に不要な箇所を消して完成です。

空が明るいと思ったのでレイヤーを追加
空が明るいと思ったのでレイヤーを追加

作例3:白山

白山。これも常念岳と同じ考え方でレタッチしていますが、技が少し増えています。

■使用したレタッチ機能と手法:フィルライト・明瞭化、デジタルノイズ除去、オーバーレイ+不透明度調整

まずは元画像をコピーます。雲のもこもこを強調するため今回は「フィルタイト/明瞭化」を用います。これによって、局所的コントラストが強調されつつ全体的に明るくなりました。フィルライト、明瞭化の詳細な解説はこちら。


ただ、ノイズが目立っていますので、これを除去するために「デジタルノイズ除去」を使います。

デジタルノイズ除去
デジタルノイズ除去

右がノイズ除去後の画像です。ノイズは除去できましたが、ディテールが少し失われています。が、対象が雲なので特に問題無しと判断します。被写体によってはマイナスなので使いどころを見極めましょう。

デジタルノイズ除去画面
デジタルノイズ除去画面

上記画像をブレンドモードを「オーバーレイ」、不透明度を40%にして重ねます。オーバーレイは焼き込みとはことなり、暗いところはより暗く、明るいところはより明るくする機能があります。

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作例4:燕岳

最後に燕岳。右下の燕岳を浮かび上がらせるために一手間かけた写真です。

■使用したレタッチ機能と手法:フィルライト/明瞭化、焼き込み+不透明度調整、ハイパスフィルタ

右下の燕岳を切り抜き、ここにフィルライト/明瞭化を適用。そして画像をコピーしてハイパスフィルタ化して重ねています。これにより、ボンヤリしていたエッジを強調します。

ハイパスフィルタ
ハイパスフィルタ

ハイパスフィルタについてはこちらを。

そして常念岳の画像と同じく、焼き込みレイヤーを付加し、不要な箇所は消しゴムツールで削除します。

焼き込み+不透明度調整
焼き込み+不透明度調整

もともと、ほぼ黒つぶれしていた燕岳を切り抜き、そこに特化した処理を施しているのがこの画像の特徴です。

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