利尻岳登山。鴛泊から登るルートガイドと周辺散策のススメ

利尻岳登山。鴛泊から登るルートガイドと周辺散策のススメ

日本最北端にして百名山1番目の山、利尻岳。洋上のアルプスと呼ばれる急峻かつ端正な山容で、標高は2000mに満たないながらも堂々たる風格があるかっこ良い山です。最北端の離島にそびえるまさに孤高の山って感じ。

今回はそんな利尻岳のご紹介。

利尻島のアクセス

利尻岳は登山口にたどり着くだけで一苦労です。飛行機でアクセスする場合は、新千歳空港か丘珠空港のいずれかになります。

道外からは新千歳を利用する場合が多いかと思いますが、新千歳から利尻空港は1日1便しか運行していませんので要注意です。丘珠空港からは1日3便しか運行しています。利尻空港の発着便数と時間はこちら

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フェリーは稚内港から1日2,3便が運行しています。季節によって便数や運行時間が異なるようです。稚内~利尻島のフェリー時刻表はこちら

利尻島に到着してから登山口まではバスかタクシーを使うことになりますが、バスは本数が少ない上に登山口最寄り(とは言いがたい)栄町というバス停から登山口までは1時間以上歩きです。タクシーはあらかじめ予約しておかないとつかまりません。

利尻島に到着してそのまま登山する人は少ないと思いますので、宿泊場所までのんびり歩いて行くのも良いかもです。

利尻島のバス時刻表はこちら

鴛泊から登る利尻岳ルートガイド

利尻岳の登山ルートは主に鴛泊と沓形のどちらか二つです。登山口から山頂往復の所要時間は沓形からの方が短いですが、沓形は登山口までのアクセスが長く、鴛泊ルートの方が安全なので、今回は鴛泊の利尻北麓野営場から登るルートをご紹介します。

利尻岳 鴛泊・利尻北麓野営場往復コース 歩行時間:8:40

利尻北麓野営場-(1:30)→第一見晴台-(1:20)→第二見晴台-(0:20)→長官山-(0:20)→利尻山避難小屋-(2:10)→利尻岳山頂-(1:25)→利尻山避難小屋-(2:05)→利尻北麓野営場

利尻岳は標高1721mで決して高い山ではありませんが、登山口の利尻北麓野営場の標高は約250mで山頂との標高差が約1500mあります。これは上高地から槍ヶ岳の標高差と同等です。

槍ヶ岳は普通2泊3日で登りますが、利尻岳は1日で登らねばなりません。心して挑みましょう。

ちなみに、利尻岳のルート定数は34.9。同等レベルの難易度の山としては、高妻山(戸隠キャンプ場)、武尊山(川場野営場)あたりです。

■利尻北麓野営場から登る利尻岳のルート定数
利尻岳・ルート定数

ルート定数に関してはこちら。

等高線を見て頂ければ分かりますが、利尻岳は総じて急です。標高が上がるにつれて木々の背丈が低くなり、風が強いと遮る物がなくなるので注意して登りましょう。

6合目の第一見晴台で眺望が開けます。天気が良ければふもとの鴛泊港が眼下に眺められます。
利尻岳・鴛泊港

僕が登ったときは8合目の長官山あたりで強風が吹いていました。山頂は雲に覆われていましたが、朝日を浴びて輝く木々と雲がとても美しかったです。
利尻岳・長官山より

8合目をすぎると斜面が崩落した箇所がありますが、慎重に進めば問題ないと思います。ロープから手を離さず登って下さい。山頂からは360度の大展望です。が、僕のときはガスっていたので眺望ゼロでした。なので写真はありません・・・

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利尻岳登山の注意点・トイレ

トイレブース
利尻岳の登山道中にはトイレはありません。環境保護のために携帯トイレを持参することが推奨されています。鴛泊コースであれば、6.5号目、避難小屋、9合目にトイレブースが設けられています。

使用済みの携帯トイレは北麓野営場前に回収BOXがあります。詳しくはこちら

山小屋、テント場情報

鴛泊から登るルートでりようできる山小屋、テント場情報です。といっても山小屋はなく、麓にキャンプ場が2件のみです。なお、鴛泊市街には宿泊施設が多数ありますが、ここでは割愛しています。

山小屋/テント場収容人数テント張風呂営業開始営業終了
利尻岳北麓野営場ケビン7棟605月15日10月15日
利尻島ファミリーキャンプ場コテージ、バンガロー10棟305月1日10月31日

僕のオススメは「利尻島ファミリーキャンプ場」です。利尻岳北麓野営場からはさらに下ったところにあるため、登山時はよけいに時間がかかりますが、登山以外に利尻島散策を行うなら市街地に出やすいファミリーキャンプ場をオススメします。

そして何より、ファミリーキャンプ場のすぐそばに温泉もあるのも◎です^^

利尻島・キャンプ場・ゆーに

利尻島散策

利尻島は登山だけでなく島の散策もオススメです。せっかくはるばる利尻島に来たなら、登山だけでなく周辺散策もしてみて下さいな。いくつか観光スポットをご紹介します。

当然ですが島なので周囲を海に囲まれています。南国で見る海とは違う大海原を堪能しましょう。


利尻ラーメン

「味楽」というラーメン屋をご存じでしょうか?利尻昆布でダシを取ったスープが特徴的な利尻島限定のラーメンです。せっかく利尻島に来たなら是非立ち寄ってみて下さい。

姫沼

鴛泊港から海岸線を時計回りに2km程度進み、そこで右折してさらに1km程度進んだところに姫沼があります。姫沼を前景として眺める利尻岳は一見の価値ありです。北麓野営場から徒歩で2時間程度、散策路歩いて行くこともできます。

色んなところから眺める利尻岳

島の中央にそびえる利尻岳はどこからでも眺めることができます。同じ山でも見る角度によって雰囲気が違います。角度によって刻々と変わる利尻岳の表情をじっくり楽しみたいなら、レンタサイクルで一周をおススメします。一周約60km程度で、6時間あれば回れるでしょう。
利尻岳1
利尻岳2
利尻岳3

次に登る百名山を決めるのに最適な本がこちら。アクセスが掲載されていて地図が大きいのが◎。2008年出版なので少し古いですがとても重宝します。よろしければ是非^^

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