【シュラフのおすすめ】寒さに弱い人はイスカ エア630EXで安眠を得るのだ

【シュラフのおすすめ】寒さに弱い人はイスカ エア630EXで安眠を得るのだ

こんちは!寒さ耐性ゼロの『んた』です。

寒さに弱い人にとってシュラフ選びでいちばん悩ましいのは、「このシュラフで寒さは大丈夫なの?」ですよね。

特に僕は寒さに弱く、普通のスペックのシュラフでは寒くて寝られずツライ思いをしてきました。

その経験から気づいた、シュラフの選ぶときに押さえておくべきポイントは次の3点。


①.自分の寒さ耐性を知るべし
②.シュラフのスペックを調べるべし
③.山行スタイルを決めるべし

なぜこの3点が重要なのかを解説しつつ、僕と同じように寒さに弱い人におすすめのシュラフをご紹介したいと思います。

結論からいうと、おすすめはイスカのエア630EX。

このシュラフで確かな暖かさから得られる安眠と、何よりも「寒さ大丈夫なの?」という心配から解放された登山ライフを送ってほしいです!

シュラフ選びの悩み。このシュラフで寒さをしのげるの?


寒さに不安のある人にとって、シュラフ選びで一番気になるのは「このシュラフで大丈夫?寒くない?」ってことだと思います。

そして一方で、「高スペックなものを買えば確かに寒さはクリアできるかもしれないけど、できれば安い方が良いし・・・」といった悩みもセットでつきまといます。

「暖かさ」と「安さ」という相反する要素をうまく折り合いをつけてシュラフを選ぶ必要があります。僕がおすすめするのは

あなたにとって寒さに不安を感じないシュラフを選ぶ。そしてその出費は必要なものと考える。

という選び方です。

なぜ暖かさを優先してシュラフを選ぶべきか

「いやいや。安さ大事でしょ。」という声が聞こえてきそうです。確かに安さは大事。ないがしろにすべきではありませんが、シュラフ選びにおいては暖かさを優先すべき、というのが僕の意見です。

特に僕と同じように寒さにめっぽう弱い人にとっては暖かさは大正義です。大正義。

なぜか

遭難や病気といった不測の事態を除くと、山で一番ツライのは激坂とかではなく、寒くて寝られない夜です。

激坂の苦しさは根性で立ち向かえるし、ゆっくり休憩しながら登るとかしてコントロールができます。

ですが、寒さに待ったはありません。持参したあらゆる防寒着とシュラフ(ザックも!)をまとっても寒いなら、後はただただ時が過ぎるのをジッと耐え忍ぶのみ。地獄の苦行のスタートです。

このときの時間の流れの遅さは尋常ではありません。いまにも暴発しそうな尿意を我慢して並ぶトイレなみに時間が長く感じます。

僕はかつてそんな目にあって耐えきれずに夜中にテントをたたんで出発したこともあります。

それを避けたければ、暖かこそ一番こだわるべきポイントなのです!

では、以上を踏まえて、ここからシュラフ選びのポイント3つとおすすめのシュラフについてご紹介していきたいと思います。

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①:大事な視点!あなたの寒さ耐性はどのくらい?

暖かさこそ一番こだわるべきということは分かりました。「では暖かいシュラフを選ぼ~♪」ではありません。ここで闇雲に暖かいシュラフを選ぶと失敗することうけあい。大事なポイントが忘れられています。

それはあなたの寒さ耐性はどれくらいか?ということです。これからお伝えする3つのポイントのうち、意外とないがしろにされているのがこの自分の寒さ耐性なのです。

寒さとは、「シュラフの暖かさ」と「自分の寒さ耐性」で決まります。どれほどシュラフが暖かくてもそれを帳消ししてあまりあるほど寒さに弱ければ、やっぱ寒いんです。

この「自分の寒さ耐性」という視点を考えずにシュラフ選びをしている人が多いように思います。かつての僕もそうでした。

逆にいうと、「自分の寒さ耐性」が分かれば選ぶべきシュラフも必然的に決まってきます。

寒さ耐性の調べ方

では、自分の寒さ耐性はどのようにして調べたらよいのでしょう。

これは簡単。

服装をまわりの人たちと見比べてみることです。例えば通勤中、まわりの人たちがあなたよりも薄着だったらあなたは普通の人より寒さに弱いと推測できます。

そして、あなたとまわりの人たちの衣類の差がどれだけあるのか。その距離感が世間一般との寒さ耐性の差になります。

まわりのサラリーマンがワイシャツとジャケットのみなのに、あなたはコートとマフラーが必要だとしたら世間一般より相当寒さに弱いということが分かります。

この、世の中の普通と比べて自分の寒さ耐性がどれほど差があるのかを押さえておくことが失敗しないシュラフ選びには欠かせません。

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僕の寒さ耐性

参考に僕の寒さ耐性をご紹介します。僕は関西在住で大阪に通勤しています。通勤時間は1時間20分程度。このうち電車が1時間程度です。

電車内は冬場なら当然暖房がきいていますが、1時間じっとしていることが僕にとってはツライんです。

通勤中はワイシャツの上にスーツのジャケットの他、かなりボリュームのあるダウンジャケットとフリースを着ています。これでも日によっては電車内で寒い思いをします。とにかく寒さに弱いんです。

僕の通勤中の防寒着
僕の通勤中の防寒着

これから書くことは僕と同じくらい寒さに弱い方に向けて書いています。「俺も同じくらい寒さに弱いぞ!」と思った方に参考になればうれしいです。

②.シュラフのスペックを調べるべし

世の中の普通と比べて自分の寒さ耐性がどれほど差があるのかが把握できたら、次はシュラフのスペックを確認します。

各メーカーのHPには、「快適温度」や「最低使用温度(リミット温度)」といったスペックが公開されています。

これを見ればすぐ分かるので、おそらく多くの人がチェックしていることだと思います。

で・す・が

調べたシュラフのスペックの解釈を誤ると失敗して地獄の苦行を味わう目に遭います。

それはなぜか

メーカーが公表している「快適温度」と「最低使用温度(リミット温度)」とは、寒さにめっぽう弱い人(僕やあなた)基準ではなく、あくまでも標準的な寒さ耐性の人を基準にして決められています。

なので、この値だけでシュラフを選ぶと寒さに弱い人は確実に失敗します。

イスカの場合、公表されているのは使用最低温度のみですが、イスカのエアシリーズの設定温度は以下の通りです。イスカのHPはこちら

イスカ エア630EX
イスカ エア630EX
イスカ エアシリーズの使用最低温度
イスカ エアシリーズの使用最低温度

メーカースペック値の解釈の仕方

特に寒さに弱い人にとって、メーカーのスペック値をそのまま鵜呑みにしてはいけません。

ではどうすべきかというと、ここで登場するのが先ほど述べた世間と自分の寒さ耐性の差です。

例えば、世間一般より多少寒さに弱いことを自覚できていれば、最低使用温度(リミット温度)はカタログ値から+5度を目安にした方が良いなといった補正をしてシュラフを選ぶことができます。

③.山行スタイルを明確にすべし

さて。自分の寒さ耐性がわかりました。そしてシュラフのスペックも押さえました。「これでOK~♪」・・・ではありません。

シュラフ選びの3つめのポイント、「山行スタイルを明確にする」必要があります。

7月に筑波山の麓でのテント泊と、11月の槍ヶ岳の槍ヶ岳山頂直下でのテント泊では、まったく環境が違います。同じシュラフで良い訳はありません。

つまり、

どのような地域のどれくらいの標高の山に、どの時期に登るのかを明確にしておかなければいけません。

ここを見誤るとテント泊では苦行が待ってます。

「言ってることは分かるけど、それを決めたとしてシュラフ選びにどう生かせばいいの?」

という疑問が聞こえてきました。(空耳?)

これも簡単です。それは登ろうとしている山の時期を決めて、その山頂の最低気温を調べることです。

登ろうとする山の最低気温をクリアできるシュラフを選べば、寒さという問題は解決できるからです。

百名山・月ごとの山頂の最低気温一覧

「でも登る時期の山の最低気温なんてどうやって調べたらいいの?」という方のために、百名山の月ごとの山頂の最低気温を一覧にまとめてみました。

例えば、9月中旬ごろに白山に登りたい場合、白山山頂の9月の最低気温は3.6であることが分かります。

白山山頂の月ごとの最低気温
白山山頂の月ごとの最低気温

試しに活用してみて下さいな。

No地域山名1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
1北海道利尻岳-14.8-15-12.2-6.7-3.30.35.98.45.3-0.2-7.6-12.6
2北海道羅臼岳-17.4-16.5-13.8-7.8-3.905.27.13.9-2-8.1-13.7
3北海道斜里岳-23.9-21.6-17.5-9.4-4.9-0.25.37.12.1-4.8-11-18.1
4北海道雌阿寒岳-22.2-19.8-16-8.5-4.11.16.78.53.3-4.3-10.9-18
5北海道大雪山-25.1-20.7-18.7-11.1-6.8-2.244.7-0.5-6.6-13.4-20.3
6北海道トムラウシ山-25.4-21.4-18.7-10.9-6-1.44.65.40-6.4-13-20.5
7北海道十勝岳-23.9-19.9-17.8-9.6-4.80.15.96.61.3-5.4-12.2-19.5
8北海道幌尻岳-24.2-20.3-17.6-10.5-5.5-0.85.36.41.1-6-12.4-19.4
9北海道後方羊蹄山-18.6-16.1-14.4-7.5-3.70.977.93.3-3.7-9.7-15.7
10東北岩木山-12.4-11.4-9.5-4.4-0.34.29.710.76.50-5.9-9.9
11東北八甲田山(大岳)-14.5-12.2-10.9-4.60.4510.311.56.2-0.2-6.4-11.3
12東北八幡平-14.9-12-10.6-5.3-0.14.61011.15.6-1.3-6.9-11.4
13東北岩手山-14.8-13.4-10.6-5.4-2.33.28.79.26-2.6-7.8-11.4
14東北早池峰山-15.9-13-11.6-6.1-1.83.18.79.95.2-2.4-8-11.9
15東北鳥海山-14.9-12.9-12.1-7.2-2.41.97.994.6-1.5-8-11.9
16東北月山-15.6-12.5-11.9-7.3-2.92.38.49.34.8-2.2-8.1-11.8
17東北大朝日岳-13.9-11.5-10.9-6.6-1.83.59.310.35.8-1.4-7-10.7
18東北蔵王山-13.3-10.5-10.3-4.80.4510.511.56.70.1-6.5-10.4
19東北飯豊山-16-18.3-13.5-8.5-2.73.37.98.94.7-3.3-7.9-12.4
20東北西吾妻山-8.7-8.8-6.3-1.73.58.914.113.99.82.5-2.6-6.6
21東北安達太良山-12.7-13.6-9.6-3.42711.312.58.31.2-4.2-9.1
22東北磐梯山-14.2-15.1-10.7-4.90.7610.311.37.1-0.4-5.4-10.3
23東北会津駒ケ岳-15.9-17.2-12.4-6.7-1.348.59.45.6-2.7-7.5-12.4
24関東那須岳-13.4-14.2-10.1-4.30.75.61011.17.2-0.1-5.3-10
25上信越越後駒ヶ岳-14.8-16.1-12.1-6.505.19.610.66.3-1.7-6.4-11.1
26関東平ヶ岳-15.6-17.2-12.2-7.1-148.69.75.9-2.6-7.1-12.1
27上信越巻機山-14.6-15.8-11.3-5.11.1610.411.67.5-0.8-5.6-10.6
28関東燧ヶ岳-17.5-18.9-13.8-8.5-2.72.3784.2-4.3-8.9-13.8
29関東至仏山-15.8-17-12.4-7.1-1.43.58.29.35.4-2.5-7.2-12.2
30上信越谷川岳-14-15.2-10.7-5.30.25.59.911.27.3-0.6-5.8-10.6
31上信越雨飾山-14.7-16-11.4-4.91.26.110.6127.5-0.7-5.6-11
32上信越苗場山-15-16.7-11.8-6.1-0.35.39.610.76.8-1.5-6.2-11.4
33上信越妙高山-18-19.8-14.4-7.9-1.83.37.99.14.7-3.8-8.6-14.1
34上信越火打山-17.2-19.4-13.8-7.5-1.63.48.19.45.1-3.4-8-13.5
35上信越高妻山-16.9-18.8-13.3-7.4-23.68.49.55.3-3-8.1-13.5
36関東男体山-16.4-17.4-12.8-7-1.93.17.68.64.8-2.9-7.5-12.7
37関東日光白根山-17.5-18.9-13.9-8.4-3.41.96.57.43.7-4.3-8.7-13.9
38関東皇海山-14.4-15.4-10.9-5.7-0.64.69.1106.3-1.2-6.1-11.2
39関東武尊山-15.2-16.5-11.6-6.1-0.94.4910.16.3-1.7-6.7-11.7
40関東赤城山-12.6-13.6-8.8-3.21.76.711128.30.7-4.5-9.8
41上信越草津白根山-15.2-16.1-11.3-4.90.45.49.9116.9-1.1-5.9-11.5
42上信越四阿山-17.9-19.1-13.4-6.9-1.34.38.99.75.9-2.9-8.1-14.2
43上信越浅間山-18.1-19.7-14-7.9-2.53.17.88.64.7-4.2-9-14.5
44関東筑波山-8.5-8.5-4.21.57.211.415.516.813.26-0.3-5.9
45北ア周辺白馬岳-21.1-24-17.2-11.3-4.90.65.36.22.3-7.5-11.7-17.3
46北ア周辺五竜岳-20.3-22.6-16.5-10.4-4.41.35.96.93-6.3-11-16.4
47北ア周辺鹿島槍ヶ岳-20.8-23-17-10.6-4.60.95.56.52.5-6.7-11.3-16.7
48北ア周辺剱岳-21.4-24-17.7-11.2-4.90.24.85.71.8-7.7-11.8-17.3
49北ア周辺立山-21.4-24.1-17.6-11.4-5.40.34.95.82-7.7-11.9-17.4
50北ア周辺薬師岳-20.3-22.7-16.6-10.3-4.20.85.36.42.4-6.9-10.9-16.3
51北ア周辺黒部五郎岳-19.4-21.6-15.7-9.7-41.35.96.92.9-6-10.3-15.6
52北ア周辺水晶岳-20.5-23.1-16.7-11.1-5.20.355.92-7.3-11.5-16.9
53北ア周辺鷲羽岳-19.7-22.5-16-10.6-50.75.46.22.5-6.7-10.9-16.2
54北ア周辺槍ヶ岳-21.2-23.7-17.2-11.9-6.4-0.644.81.1-8-12.3-17.6
55北ア周辺奥穂高岳-21.6-24-17.5-11.6-6.1-0.744.91-8.2-12.4-17.8
56北ア周辺常念岳-19.6-20.9-15.6-9.2-3.51.56.17.12.9-5.6-10.3-15.6
57北ア周辺笠ヶ岳-19.6-21-15.8-9.4-4.10.85.36.42.3-6-10.4-15.5
58北ア周辺焼岳-17.3-18.9-13.4-7.7-2.13.17.68.54.6-4-8.6-13.6
59北ア周辺乗鞍岳-21.2-23.3-16.7-10.7-5.404.75.41.6-7.4-11.7-17.1
60中ア周辺御嶽山-21.6-23.8-16.9-10.9-5.60.14.85.51.8-7.5-12-17.6
61中ア周辺美ヶ原-15.2-16.1-10.8-4.61.26.410.911.87.7-0.9-6.4-11.9
62中ア周辺霧ヶ峰-13.7-14.1-9.2-3.12.67.311.812.68.40.6-4.6-10.1
63中ア周辺蓼科山-18.1-19.2-13.2-7.3-1.23.98.49.15.2-3.6-8.5-14.3
64中ア周辺八ヶ岳(赤岳)-19.6-20.9-14.8-8.5-3.11.86.47.13.3-5.1-9.7-15.6
65関東両神山-13.2-13.5-8.8-2.62.87.711.9139.31.3-4.7-10.2
66関東雲取山-13.3-14.1-8.9-3.21.96.610.911.88.30.5-4.8-10.3
67関東甲武信ヶ岳-17.1-18.2-12.2-6.4-1.23.98.59.25.5-2.7-7.8-13.8
68関東金峰山-17.5-18.7-12.2-6.7-1.43.68.28.85.2-3.2-8-14.1
69関東瑞牆山-15.2-15.9-10.2-4.50.55.610.110.87-0.8-6-11.9
70関東大菩薩嶺-12.9-13.7-8.2-326.610.911.78.30.6-4.6-10.2
71関東丹沢山-10.5-11.1-6.5-13.68.212.313.39.93.2-2.2-7.8
72関東富士山-21.6-21.4-17.7-12-6.3-1.52.53.70.5-5.7-12.1-18.2
73関東天城山-5-6.1-2.12.26.110.314.415.412.56.93-2.1
74中ア周辺木曽駒ヶ岳-20.5-22.3-15.7-9.3-3.81.666.72.9-6.3-11.1-16.7
75中ア周辺空木山-19-20.8-14.4-8.3-32.36.67.33.7-5.1-9.9-15.5
76中ア周辺恵那山-15.1-16.2-10.8-50.45.59.910.67.2-1.3-6.3-11.9
77南ア周辺甲斐駒ヶ岳-19.8-21.3-15-9.1-31.766.63-6.1-10.5-16.3
78南ア周辺仙丈ヶ岳-20.2-22-15.3-9.4-3.41.35.76.42.8-6.6-10.9-16.7
79南ア周辺鳳凰山(観音岳)-18.8-19.7-13.8-7.1-1.437.27.94.3-4.4-9-15
80南ア周辺北岳-20.4-22.6-15.6-10.2-4.80.64.95.62.3-7-11.4-17.4
81南ア周辺間ノ岳-21.1-23.3-15.9-10.2-4.90.65.15.82.5-7.2-11.6-17.9
82南ア周辺塩見岳-20-21.9-14.8-9.4-4.41.25.76.43.2-6.2-10.6-16.9
83南ア周辺東岳-20.3-22.2-15.1-9.7-4.80.65.15.82.6-6.4-10.9-17.2
84南ア周辺赤石岳-19.9-21.9-14.8-9.4-4.60.75.25.82.8-6.3-10.6-16.7
85南ア周辺聖岳-19.1-20.8-14.1-8.6-3.71.25.76.33.2-5.5-9.9-15.9
86南ア周辺光岳-16.3-18-11.7-6.6-1.53.57.88.45.5-3-7.6-13.4
87北陸白山-18.3-20.7-15-8.9-3.91.96.77.63.6-5-9.3-14.6
88北陸荒島岳-11-12.4-7.9-2.13.88.913.214.310.22-3.1-8
89近畿伊吹山-8.8-9.6-5.7-0.15.49.814.415.411.33.8-1-6
90近畿大台ヶ原-9.6-9-6.6-1.72.47.311.911.68.72.5-2.7-7.4
91近畿大峰山-11-10.4-8.1-3.51.56.211.310.581-4.2-8.9
92中四国大山-10.7-10.4-8.5-3.90.76.311.711.37.10.4-4.1-8.2
93中四国剣山-11.4-10.6-8.1-3.41.46.210.510.27.30.6-4.5-9.2
94中四国石鎚山-12.2-11.3-8.7-3.90.96.31110.570.4-5-9.9
95九州九重山-11-9.9-7.2-2.42.67.912.311.68.30.9-4.2-9.1
96九州祖母山-9.6-8.5-5.5-0.74.18.81312.79.52.6-2.6-7.7
97九州阿蘇山-8.2-7.1-4.20.95.610.314.114.3114.6-0.7-5.9
98九州霧島山-9.3-7.7-4.604913.212.69.73.4-1.9-7.4
99九州開聞岳-0.50.32.76.59.614.118.418.215.6116.21.6
100九州宮之浦岳-3-2.2-0.13.36.69.713.312.611.87.33.8-0.6

※上記の表は、国土交通省が平成24年に作成したデータを元に算出しています。エリアごとの平均標高と平均気温に対し、標高100m上昇するごとに気温が0.6度低下する前提で求めたあくまでも推定値です。

寒さに弱い人におすすめするシュラフ

おすすめシュラフの対象となる方の条件

これまで書いてきたことを踏まえて、おすすめのシュラフをご紹介したいと思います。

「人によって寒さの感じ方も違うし、どのような山行スタイルかも分からないんだから、一概におすすめなんでできないんじゃないの?」

と疑問を持たれた方。それはしっかり記事を読んで頂いた証です。ありがとうございます。

確かにその通り。一概におすすめはできません。なので、ここでは条件を決めてシュラフをご紹介していこうと思います。

条件とは

僕と同じくらい寒さに弱い方を対象として、テント泊での登山する時期を春から秋と仮定します。

春から秋とした理由ですが、この時期はおおよそ山小屋が営業している時期と重なります。

山小屋が営業している期間をテント泊での登山が可能な時期と考えている人が多いようなので時期を春から秋としました。

寒さに弱い人におすすめするシュラフ イスカ エア630EX

春から秋とは本格的な雪山は避けた時期になります。

ですが、営業開始直後や営業終了直前の時期は、本格的な冬ではないものの降雪や残雪は見られ、天候が崩れると冬山の様相に変わる時期です。

そんな時期に登山する寒さに弱い方におすすめなのはISUKA (イスカ) エア 630EXです。

 

イスカ エア630EX
イスカ エア630EX
■イスカ エア630EXのスペック生地   : ナイロン100%
重量   : 1020g
羽毛量  : 630g(800フィルパワー)
最大長  : 肩幅80cm ✕ 全長213cm
収納サイズ: 直径20cm ✕ 長さ34cm

僕の経験をお伝えすると、僕は1つ前のモデルであるイスカ エア630Xを持っています。これを使って11月上旬に鳳凰三山の鳳凰小屋でテント泊、10月上旬に北穂高山荘のテント場でテント泊をしました。

感覚的には、少し寒さはありましたが、寝るには支障がないレベルで一夜を過ごすことができました。(防寒着は着込んでますが)

先ほどの山頂の最低気温の表を見て頂ければ分かりますが、

鳳凰三山の11月の最低気温は-9度、北穂高はデータがないので奥穂高を参考値とすると-8.2度。これは月の平均値なので僕が登った上旬はもう少し気温は高いと考えられます。

これに対し、イスカ エア630EXの使用最低温度は-15度です。

なので、僕が登ったときの推測の最低気温は-5度前後だとすると、エア630EXの使用最低温度とは10度程度の差があります。このことから、僕と同じくらい寒さに弱い人の場合、メーカーのスペック値から10度程度プラスした値を目安にするのが良いです。

イスカ エア630EXの使用最低温度は-15度なので、10度プラスすると-5度になります。先ほどの表から、-5度以上となる山と時期を確認してみて下さい。

多くの山で4月下旬から11月上旬までが-5度以上、つまりISUKA (イスカ) エア 630EXでカバーできていることが分かります。

イスカ エア630EXの特徴

僕が気に入っているイスカ エア630EXの特徴をご紹介します。

シュラフの暖かさは羽毛の量と質が重要です。エア630EXでは800フィルパワーという上質な羽毛が多く(630g)使用されています。

その暖かさをさらに高める構造として、僕が気に入っているのがショルダーウォーマーです。

どんなに羽毛の質が高くても空気を外部に漏らしてしまうと意味がありません。

エア630EXに採用されているショルダーウォーマーは、首回りを羽毛のマフラーでしっかりと覆うことによって、暖かい空気の流出と首回りの保温力を高めています。

★以下の写真は1つ前のモデルであるエア630Xのものです

特徴
特徴

個人的には首回りにもこもこしているのあると気持ち良いのも◎^^

ドローコードをしっかりと締めたうえでショルダーウォーマーがあると首回りの保温はバッチリです。

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イスカ エア630EXのデメリット

エア630EXのデメリットもお伝えしておきます。僕が思うデメリットは3つ。高額である点とかさばる点、そして夏はオーバースペックであるです。

デメリット1:イスカ エア630EXは高額

イスカ エア630EXはイスカの価格は2020年1月時点で48,000円です。-5度程度まで耐えられるシュラフを素直にチョイスするなら、普通は使用最低温度が-6度であるエア450EXの方が妥当です。

こちらは38000円でエア630EXに比べて10000円も安いです。本当はこっちを買いたいところですが、人より寒さに弱いという弱点をカバーするために10000円のコストがかかってしまいます。

ですが、冒頭に述べたように、価格よりも暖かさを重視すべしというのが僕の考えです。

テント泊で安眠できるか、それとも永遠とも感じる寒さをただただジッと耐え忍ぶかはとてつもない違いです。後者のような状況を10000円で解消できるなら僕なら迷わず10000円払います。

寒さでツライ思いをした方なら共感して頂けるのではないでしょうか?

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デメリット2:イスカ エア630EXはかさばる

続いてのデメリットはかさばるという点。シュラフのスペックが高いということは羽毛の量が多いということ。つまりその分だけ体積が大きくなりかさばってしまいます。

エア630EXの収納サイズは、「直径20cm ✕ 長さ34cm」。対してエア450Xのサイズは「直径16cm × 長さ32cm」で一回り小さいです。

で・す・が

朗報です。収納サイズをコンパクトにする方法があります。シュラフを圧縮して収納することができるコンプレッションバックを使えば、サイズを6割程度にコンパクトにすることができます。

コンプレッションバック
コンプレッションバック

一つ持っておくとけっこう重宝します。エア630EX / エア700SL用はMサイズですが、上位のシュラフであるエア1000EXも何とかねじ込むことができます。

デメリット3:イスカ エア630EXは夏にはオーバースペックである

エア630EXの最低使用温度は-15度。寒さに弱い僕(とあなた)基準だと使用限界は約-5度です。

ですが先ほどの百名山の最低気温の表を見て下さい。7月に一番寒い富士山ですら2.5度です。なので明らかにオーバースペックです。それは間違いありません。

しかし、だからといってイスカ エア630EXを選ばない理由にはなりません。

なぜなら、たとえエア630EXが夏場にはオーバースペックであっても、気温が下がる春や秋には寒さに弱い方にはエア630EXのスペックが必要だからです。その点は変わりません。

なので対処としては二つ。一つは夏場はオーバースペックなのを我慢して使う。もう一つは夏場専用の最低使用温度が高いシュラフを買うことです。

今回想定しているのは、春から秋にかけてテント泊をする寒さに弱い方です。寒さに強い方ならワンランク下のシュラフ(エア450X)1つで春から秋まで対応できるでしょう。

ですが、残念ながら僕(とあなた)は寒さに弱い。1つのシュラフで乗り切ろうという考えは諦めたほうが良いです。

繰り返しになりますが

登山で一番ツライのはテントで寒くて寝られないこと。そこをいかにクリアすべきかを第一に考えるべきで、ブレてはいけません。

まとめ:イスカ エア630EXによって得られるもの

僕の結論です。普通の人と比べて寒さに弱く、なおかつ山小屋が営業している期間だけテント泊をするような方にはイスカのエア630EXをおすすめします。

しつこいですが、登山で一番ツライのは夜寒くて寝られないことです。心折られます。本当に。

そんなキツい思いをどうすればしなくて済むか。とにかくハイスペックなシュラフを買えば解決しますがお金の無駄です。

そうではなくて、自分の寒さ耐性と山行スタイルを考慮した上での最適解がISUKA (イスカ) エア 630EXなのです。

決して安い買い物ではありません。財布の中はお寒くなるかもしれませんが、それ以上に体を温めてくれるでしょう。楽しい登山だった。そう思えるための選択がエア630EXです。

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