登山用テント。MSRのアクセス3をおススメする3要素。

登山用テント。MSRのアクセス3をおススメする3要素。

msr accsess3

登山は何といってもテント泊に限ります。小屋泊に比べて荷物は格段に多くなり大変ではありますが、生活のすべてを背負って歩いた山行の充実感は小屋泊では味わえないものです。という訳で今回はテント泊の必須アイテム、テントのご紹介です。

テントの二つの特徴

テントサイズ
テントには大きな二つの特徴があります。一つは軽さ、もう一つは快適性です。

軽いテントの特徴は、狭くて軽い素材が使われて防寒性に乏しく、それでいてある程度の耐久性も兼ね備えたもの。対して快適性の高いテントとは、広くて防寒性や堅牢性が高いテントです。

この二つは往々にして矛盾するので、どちらを重視するかを決めてからテントを選ぶ必要があります。

どのようなシチュエーションでテントを使うのかを決めるのが間違いが少ないと思います。一人で夏山限定なのか、最大三人で冬もありうるのかで選ぶテントは変わってきます。

前にザックの記事で「大は小を兼ねる」と書きましたが、テントに関しては必ずしもそうとは言えません。でかいテントはかさばりますし、重いです。広すぎるテントは寒いし無駄に広いスペースを占有しているという肩身の狭い思いをして快適ではありません。

なので、ザックとは違って適切なサイズのテントを選ぶ必要があります。

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2,3人用テント MSR Accsess3(アクセス3)のご紹介

msr accsess3
今回は2人ないし3人での登山を想定した、2,3人用のテントをご紹介したいと思います。僕が思う、1人とは違って2,3人でのテント泊で重視したいポイントは「快適性」です。

1人であれば狭くても荷物はすべて自分のものだし、ちらかっていても迷惑は掛けません。ですが2,3人になると整理整頓が必要ですし、それなりに快適性が必要だと思っています。

そこで僕がオススメしたいのはMSRのAccsess3(アクセス3)です。近頃ではテント場を見渡すと圧倒的シェアを誇るのがモンベルですが、MSRもちらほらテント場で見られます。おそらくれエリクサーやハバハバという名前の春~秋シーズン用のテントが多かと思います。

今回ご紹介するのは、これらよりも堅牢性が高いオールシーズン用のモデルAccsess3(アクセス3)です。

オススメ1:出入り口が2つある

先ほど言った、快適性を実現するにあたり最も重要と思われるポイント。それが両サイドの入り口です3人が1カ所の入り口から出入りするのはけっこう窮屈。登山靴を3つ入り口に並べるとかなり手狭です。

天候が悪くテント内で食事をする時など、入り口で調理することが多いですが、そうすると出入りが困難です。その点、入り口が2カ所あれば片方は調理用、もう片方は出入り用といった使い分けができてとても便利です。

MSRのアクセス3には出入り口が二つあります。下の写真のように一方で調理を行い、もう一方で出入りするという使い方が可能です。
アクセス3入り口2つ

また、この2ドアタイプのもう一つの利点として、風通しが良いということ。1ドアのテントは空気が籠もりがちで風通しがあまり良くありませんが、アクセス3では両側を明けておけば風が良く通るので夏場に威力を発揮します。

また、出入り口の上部はメッシュになっているので、完全に締め切ってもある程度、風を通すことができます。
メッシュ

オススメ2:広い室内と前室

アクセス3のポール構造は少し変わっています。普通、2本のポールを天井部でクロスさせるタイプが主流ですが、Accsess3(アクセス3)は側面2カ所にポールを結合するハブを備えたメインポールと、それと直行するポールによって構成されます。

この構造によって、通常のポール構造のテントに比べて広い空間が確保できています。また、入り口が2つあることから前室も2つあるので、室外にも多くの荷物を置くことができます。

Accsess3(アクセス3)に寸法図を追記してみました。天井高さ119cmありますので、大人が座っても十分余裕がある高さです。

オススメ3:高い堅牢性

どんなに広く、快適なテントでもちょっとした風でつぶれるようでは使えません。が、Accsess3(アクセス3)は先ほど紹介したハブ構造のポールによって強風や豪雪に耐えうる剛性を備えています。
ポール構造

また、サイクロンポールと呼ばれる非常に高い柔軟性と耐久性を備えたポールが使われています。1本のポールを輪っか状にまで曲げても折れません。驚きです。(公式HPはこちら
ポール

細かいところですが、ペグ打ちでテンションがかかる四隅は補強されています。
補強

フライシートのファスナーにはマジックテープが付いており、雨の侵入を防いでくれます。ちなみに、ファスナーの開閉はスムーズで問題ありません。
マジックテープ

また、フライシートの耐水圧は1,200mm、フロアは3,000mmでモンベルのテントよりも高い値を誇ります。

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モンベルのテントとの比較

ここで、Accsess3(アクセス3)の各スペックを巷を席巻しているモンベルのテントと比較してみました。比較対象は同等サイズのテントということで、ステラリッジ3、クロノスドーム2、クロノスドーム4の3種類をチョイスしました。クロノスドームはなぜか3がないので2と4を比較対象しました。

 アクセス3ステラリッジ3クロノスドーム2クロノスドーム4
定員~3人~3人~2人~4人
ドア(前室)の数2112
総重量(kg)2.31.752.433.64
室内高さ(cm)119110105123
室内短辺(cm)178180130210
室内長辺(cm)213210230240
前室長さ(cm)76707580
収納サイズ
(cm)
53×1732×16
44×6
35×17
44×6
43×20
53×7
価格約10万円約5万円約3万円約3.6万円
フライシート耐水圧(mm)1200100015001500
フロア耐水圧(mm)3000150020002000
対応シーズン春~冬春~冬※春~秋春~秋
備考※スノーフライ使用時

先ほどお伝えした耐水圧ですが、モンベルはフライシートは1,000mm、フロアは1,500mmなのでAccsess3(アクセス3)に劣ります。ステラリッジ3は軽量でAccsess3(アクセス3)と同等の室内の広さもありなかなか良いです。が、2ドアではありません。クロノスドームは2ドアですが、3人用が無く重たいです。

登山の持ち物の重量計算、費用計算はこちら。

これまでご紹介してきた特徴や各スペックを見てもAccsess3(アクセス3)が優れているのは分かりますが、最大のネックは価格です。モンベルの倍以上します。これだけ良い品があまり世に出回っていないのは価格のせいですね。はい。

山に行けば分かりますが、モンベルのテントだらけです。それだけコスパが良いテントということなのですが、あまりに多すぎてちと敬遠してしまうな、それでいてちとお金に余裕があるな、という方は是非MSRのAccsess3(アクセス3)を購入してみては?!



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