六甲山登山。芦屋川から登るタイムアタック。

六甲山登山。芦屋川から登るタイムアタック。

六甲山




孫子曰く、「彼を知り己を知れば百戦して危うからず」。安全に登山するためには山を知り、自分を知ることです。

自分を知るとは様々な観点がありますが、一つは自分の体力を知ること。六甲山のタイムトライアルを通して体力レベルを測ることができます。

体力の定点観測

以前書きましたが、山の体力的難易度を知るには各県が発表している山のグレーディング表が役立ちます。

この表を見れば、A山とB山のどちらが難易度が高いのかを確認することが出来ます。しかし、山のグレーディング表だけでは片手落ちです。彼を知ることはできますが、さらに己を知る必要があります。

つまり、難易度に対する自分の体力の位置づけを常に把握しておく必要があります。体力度9まで問題無いのか、5が限界なのか。

遭難者の多くは高齢者で、おそらく高齢者ほど登山歴は長いと思われます。知識も経験もあるにもかかわらず遭難者が多いのは、体力低下が一番の原因と考えられます。


なので自分の体力の定点観測が必要なのです。もっともお手軽なのがランニングです。同じコースを走りタイムの推移を確認することで体力を測ることができます。

ですが、ランニングと登山とでは必要とされる体力は必ずしも一致しません。よって、登山体力を測るには結局は登山することが一番です。自分のホームマウンテンを決め定期的に登って体力をチェックするのが、自分の登山体力を知る一番の方法です。

スポンサーリンク

六甲山タイムトライアル

もしあなたが関西在住なら六甲山タイムトライアルをオススメします。六甲山タイムトライアルとは、関西山岳ガイドの三輪文一さんという方が自分の体力レベルを測る一つの指標として提唱されたものだそうです。

阪急芦屋川を起点として、標高931mの六甲山最高峰をどの程度の所要時間で登り切ることができるかで評価します。持久走のタイムでもって体力を測定することはできますが、それがかならずしも登山に必要な体力とは一致しません。

やはり登山体力を測るには登山してみるのが一番です。と言うわけで、コースはこんな感じです。

・ルートと断面図

阪急芦屋川 ⇒ 高座の滝 ⇒ ロックガーデン ⇒ 風吹岩 ⇒ 雨ヶ峠 ⇒ 七曲 ⇒ 六甲山最高峰

ルート図ではいまいち分かりづらいのですが、このコースはなかなかハードです。芦屋川からしばらくは住宅街の登りが続き、その先はロックガーデンの岩場が待ち構えています。

手を使わないと登りづらい個所が続き、体力を奪われます。下に書いていますが、土日はここで渋滞します。それ以降も登ったと思ったら下るを繰り返すので大変です。

・体力度の目安
このルートで面白いのは、所要時間に対する体力度の目安が定められているところです。1時間半を切ればヒマラヤに登れることになっていますが、うーん・・・どうなんでしょう?まあ、ゲーム感覚でトライしてみるのも良いかもです。

所要時間評価
1時間30分未満8000m峰を登るにはこの程度の体力が必要
1時間30分~2時間アルプス、ヒマラヤも夢ではない
2時間~2時間30分日本の山ならどこでも登ることができる体力
2時間30分~3時間平均的登山者
3時間以上もう少し体力アップが必要

ストイックにタイムにこだわるなら

タイムにこだわるならということで何点かポイントを書いておきます。

・人が少ない日時を選ぶ
このコースは六甲山でも随一の人気コースなので登山客が多く休日は渋滞必至です。強引に追い抜くのは迷惑なので平日か休日早朝の登山者が少ないときにチャレンジするのが良いと思います。

・靴を軽く動きやすくする
北アルプスをテントを担いで縦走するようなときに履くような靴は向いていません。そのような本格的な登山靴はザックの重量から身体をしっかりとささえるために靴底が固く、足首を守るためにハイカットで柔軟性が無く重たいため非常に足運びが悪いです。

ハイキング用の靴の方がまだ軽くて良いのですが、それよりも山を走ることを目的に作られたトレイルランニング用の靴がおススメです。ランニングシューズとハイキングシューズのハイブリットのような感じでしょうか。

・荷物を軽くする
必要なものは以下の通り、かなり限られると思います。軽量なザックで持っていきましょう。
・地図
・行動食(ウィダーインゼリーのようなもの)
・水(500ml×2本)
・着替え(有馬温泉に抜けて温泉に入るため)
・財布、携帯
・タイムよりも山を楽しむ気持ち!

スポンサーリンク

まとめ

今回は代表して六甲山を挙げましたが、アクセス良くお手軽に登れる山ならどこでも良いと思います。

定期的に登って体力レベルが維持できているか、低下しているならどの程度なのか、という定点観測することで、登ろうとする山とのミスマッチが減り、遭難を回避できるのではないでしょうか。

ブログランキングサイトに登録しました。よろしければ応援お願いします^^


人気ブログランキング

オススメの山カテゴリの最新記事